2018年6月24日(日)
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久々の更新です。

前回の更新の後、予定日から1週間ほど過ぎた6月4日。
2978gの元気な男の子を無事に出産しました。

経産婦という事もあり、入院したと思ったらあっという間に退院。
それから毎日2歳児と24時間体制での新生児のお世話に、、とバタバタと過ぎていく日々です。

このままだと忘れそうなので、出産の記録をこちらのblogへ残しておこうと思います。

まず1人目のお産の事。

陣痛がきて、間隔が短くなって入院したものの、それから微弱陣痛が24時間ほど続き、
体力が限界となって最終的に促進剤を投与しての出産でした。

微弱とはいえ、本人的にはかなり辛く長い時間だったので、それがトラウマとなって
今回の出産も妊娠中から恐怖でした。

なので今回は出産にあたって、あらゆる準備をして臨みました。

●呼吸法

前回は何の準備もなく出産当日を迎えたので、まさか陣痛がそんなに痛いものだとも思わず、
ただ陣痛アプリで時間の間隔を測りながら、痛みが通り過ぎるのを待つだけでした。

今回はお仕事関係の方に教えていただいた「ソフロロジー式」を取り入れました。

フランスでポピュラーな分娩法で、事前のイメージトレーニングと長く吐くことを意識した呼吸法で
リラックスした自然なお産へ導くというもの。

最初は半信半疑でアマゾンでDVD付きの本をポチり。
里帰り先の実家でようやく本を開き、予定日の2週間前くらいにようやく音楽をダウンロードし
寝る前にイメージトレーニングを開始。

陣痛から出産まで本当にこの呼吸法で乗り切れた、といってもいいほどお世話になりました。

●アロマ

前回のお産の時は微弱陣痛中に、子宮を収縮させるブレンドのアロマを持って行ったのですが、
どうもその香りが好きになれず、全くリラックスできなかったのです。

日頃メンテナンスをしてもらっているアーユルヴェーダのサロンの方から、
安心してリラックスができる香りが1番というアドバイスをいただいていたので、
今回は自分で作ったフランキンセンスのオイルを持参しました。

フランキンセンスには美肌効果や血行促進など女性にとっていいことずくめの効能があるそうです。
そして呼吸を深めたり、心を落ち着かせてくれる効果もあるそうなので、私は日々持ち歩いて
仕事などの合間に手にコロコロして使っています。

ちなみにギリギリまで仕事をしていたので、自分の体のメンテナンスとして安定期に入ってから
半月に1回の整体とアロマのマタニティマッサージに通っていました。

1人目のときは何だか怖くて整体なども行けなかったのですが、妊娠期は体に負担がかかるので
今回は定期的に通う事で固まった体をゆるめ、順調なお産へと導いてくれた気がします。

●木のマッサージボール

こちらはだいぶ昔にニールズヤードで買ったもの。
陣痛を和らげるのにいいかもと久々に思い出して使ってみたら大正解。
助産師さんにもどこで買えるんですか?と聞かれましたw

ーここから長いですが出産レポになります。長いのでご興味のある方だけどうぞ。

出産前日の夜。

息子を寝かしつける時から前駆陣痛とはちがう不規則な痛みが始まったので、
痛みの波に合わせてイメトレ通りに呼吸をし、何となく眠りにつきました。

うとうとしながら呼吸を繰り返し、朝を迎えた頃には少し痛みが強くなり、
でも間隔は12分だったり、20分だったり、遠のいたり‥とバラバラだったので一応産院に電話(AM5:00)

「間隔が10分切ったらまた電話ください」

と言われたので、仮眠したりご飯食べたり普通に過ごしながら、痛みがきたら呼吸するといった感じで
過ごしていました。
結局それからそのまま過ごしたのですが、なかなか10分以内にならず、念のため再度産院に電話(AM10:00)

状況を伝えると「まだ家にいて大丈夫だと思います〜10分以内になったらまた電話ください」と助産師さん。

そっかーまだまだかぁと思い、家の中でスクワットしたりしながら過ごし、今回はあまり陣痛アプリに縛られず
母にたまに時間を計ってもらいながらリラックスして過ごしました。

12時頃から痛みのペースが変わり10分切ったりするようになったので、再び産院へ電話(13:00)

「では、そろそろ準備して来てみますか〜」と助産師さん。

きっとまだまだだろうなぁと思いながら、一応夫にも連絡を入れて出発。
(その時夫はたまたま実家と同じ県内の浦安の営業先にいたので、そこが終わったら向かうとの事。
この時は私も別に急がなくてもいいよ〜なんてのんびりしていたのです。)

13:30頃病院につくと、体重計ったり、血圧計ったり、着替えたり。

その間も痛みは規則的にくるものの、助産師さんと談笑しながら分娩室へと向かいました。

NSTと内診をすると子宮口6cmでかなりいい状態との事。

「よく家で頑張りましたね〜。ここから進行早いかも」との事。

私的には夕方くらいかなぁとのんびりしていたのですが、まさかの事態に急いで夫へ連絡。

分娩台ではソフロロジーの音楽をかけ、呼吸する時にはアロマをたらしたガーゼを鼻に当て、
とにかく吐くことに集中していました。
(その間、陣痛中に腰をさすってくれる助産師さんが神でした!!)

だんだん間隔が短くなり、強くなる痛みに耐えること1時間弱(14:45頃)

急に痛みが変わり、間隔2分くらいになったとき。

(夫まだ来ず‥予定では14:30って言ってたのに。。)
(そもそも最初に急がなくていいと言ってしまったのは私の方だった。。)

この後母から連絡してもらったところ、道が混んでいて15時くらいになりそうとの事。

助産師さんから「もうちょっとで出ててきそうですが、どうしますか?」
「パパ待ちますか??」

助産師さんがちょっと触れば進行が早くなるそう。

その時点で結構限界だったけど、
「待ちます」
と言ってしまった。
(頭の中はあと何回この波を乗り越えればいいの?( ゚д゚))

そこにいる助産師さん全員で
「パパはやくーーー」と言っていました。
(夫待ち。。)

10分くらい経っただろうか?? 実際には経ってないかも?
もう耐えられなくなって、前言撤回。

「もうパパ待たなくてもいいです」

そこからバタバタと分娩準備が始まりその後、すぐに破水。

ようやく夫登場。
(1番痛い瞬間はもう過ぎたよ。。)

なんとか夫立会いの元、15時41分 出産。


リラックスして出産に臨めたことが功を奏したのか、本陣痛から4時間弱でのスピード出産でした。

分娩台に上がる時に知らされたのですが、息子の首にはへその緒が2重に巻きついていたそうです。

でも担当してくれた助産師さんからの「まぁでも大丈夫でしょう〜」の言葉に不思議と不安はなく、
すごく救われました。

産まれた後は脱力感と感動でしばらくボーッとしていました。

2度目とはいえ、10ヶ月お腹の中にいた子が外の世界に出てくる瞬間はやっぱりすごく神秘的で感動するものです。

すごく痛くて辛かったはずなのに、その痛みはどこかへいってしまうくらいに。

きっと誕生にはいくつもの形があって、感動のドラマがあるんだと思います。

そしてこれから育てていく中でもドラマは続いていく。

ママたちってすごいですね!

私たちきょうだい3人を産み育てた母親や、すべてのママたちを本当に尊敬します。

不思議なことに今までは長男100%の愛だったのが、次男が生まれた瞬間に
長男100%、次男100%になりました。
50%ずつになるわけではないんですね。大家族のお母さんの気持ちがわかりました。

私もこれから男子2人のママとして、ますます強くたくましく生きていかなければと思っています。













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