久しぶりのBlog更新です。
今回「童具館」さんが伊勢丹新宿店でPOP UPをされるとの事で、僭越ながら少しお手伝いさせていただくことになりました。
今まであまりオープンにしてこなかったのには理由があります。
いつかきちんと皆さんにお伝えしたいなぁと思ってはいたものの、「童具」の世界はあまりに深く、到底私の言葉でまとめられるような内容ではない、もう少し自分なりに勉強して理解してから…と温めておりました。
※童具とは…和久先生が考えられた造語で「子どもが主体的に遊びながら学ぶためのもの」
それに、「童具」は本当に素晴らしいものではあるけれど、軽くおすすめできるような金額でもなく、スペースもそれなりに取るので、インスタなどで軽々しくおすすめするのもどうかな?と思っていたのです。
それでもやっぱりリアルに子育て中の私が今お伝えすることで、少しでも子育てに困っている人や、子どもとの遊びに悩んでいる人など、必要な人達の元に届けられたら…という気持ちで今回ブログを書くことにしました。
私が童具に出会ったのが約3年半前、長男が3歳になる前くらいのこと。
たまたま見つけた和久先生の著書「子どもの目が輝くとき」を拝見し、深く感銘を受けたのをきっかけに、長男とまだ0歳だった次男を連れてショップにお邪魔したのが最初です。
初めは飽きっぽい我が子が積み木で本当に遊ぶのかがわからず、直方体と立方体のハーフセット1箱と次男用にカラーボールを購入したのですが、今では積み木の箱だけで何箱もあり、不思議なくらい童具の虜になっています。
しかし、買った当初は親である私の関わり方も未熟だったという事もあり、購入してから1年程は息子自ら積み木を触る頻度は多くなかったような気がします。
その時はすでに長男がカーズブームで、我が家にあったたくさんのトミカと、カーズグッズが息子の1番のお気に入りでした。
その後、コロナ禍で自粛期間中の事。
じっくりと家で遊べるようになった頃(4歳頃)から、急に長男が積み木を積むようになり、あっという間に持っている積み木が足りなくなるくらいのスケールの大きな作品を1人で作るようになったのです。
4歳の誕生日に購入した『くむくむ』でも、たくさんの飛行機や恐竜など凝ったものを作るようにもなりました。
おそらく長男の心の成長だったり、お友達に会えない寂しさだったり、エネルギーが有り余っていたり…というのもあったのだろうと思います。
そこから積み木の量も増やしたり、積み木ができるスペースを作ったり、今まであったおもちゃを少し減らしてできるだけシンプルなものだけを残すようにしたり、、と私自身も工夫してみました。
環境を整えていくと、毎回「すごい!」と感動するようなものがたくさんできあがるようになったのです。
嬉しいと同時に、積み木を使い切った時点で終了。となると息子が物足りなさそう…と感じるようにもなり、
満足するまでもっと遊ばせてあげたい!という思いで少しづつ増えていったのです。
それまでの息子はおもちゃを触っては飽きて、すぐ違うおもちゃに目移りして、また次…
といった感じで、「飽きっぽい子」だと思っていたのですが、そうではありませんでした。
遊びの広がりがないすでに完成されたおもちゃだからこそ、息子にはつまらなく思えてすぐに飽き、投げ出していたのだろうと今ならわかります。
積み木をはじめとする童具はシンプルだからこそ、何にでもなる。
作りたい!と思ったものが自由に作れる、子どもの好奇心を存分に満たしてくれるものなんだろうと思います。
積み木だけでも子どもたちの遊びを見ていると本当に色んな遊びをします。
車ブームだった時は駐車場になったり、レースコースになったり。
ある時はおうち作りやビルになったりお城になったり。
ドミノ倒しやビー玉転がしもできる。
線路だって作れる。
長男の恐竜ブーム期には恐竜を作ったり、ジェラシックパークもたくさん作って遊んでいました。
子どもの好き!にはブームが必ずあると思います。
そんなブームに寄り添って、自由な世界を作り出す事ができるのが童具なんだと思います。
積み木だけでも完成する美しい世界ですが、我が家は正統派という訳ではなくw
最初からすでに家にあったトミカと一緒に遊んだり、恐竜のフィギュアと一緒に遊ぶ事も多いです。
恐竜から少しずつ、石や昆虫、世界…と興味のある世界が広がりつつある長男はこれからどんな世界を見せてくれるんだろうと楽しみです。
生まれてすぐに積み木が家にあった次男は、積み木を舐めるから始まり、カチカチしたり、お兄ちゃんが作ったものを壊したり、高く高く同じ形を積み上げたり、ある時かたちを作れるようになったり、、と成長する過程をじっくり見れて、「あっ!今日はこんな事もできるようになった」「小さいのにすごく色々と考えているなぁ」と感動の連続で私たちを楽しませてくれています。
赤ちゃん期は寝返りやお座り、ハイハイ、歩けるようになる…などと目に見える変化が多いのですが、2歳頃になって喋れるようになると子どもの成長は目には見えにくくなるものです。
そんな中でも子どもは日々吸収していて、すごいスピードで成長しています。
私は童具遊びを通して子どもを見ることで、そんな小さな成長を見逃さずにいることができていると思います。
結果、素直に子どもを尊敬したり、感動することができているおかげで、子どもに対してイライラしたり怒ったりせずに子育てを楽しむことができているんじゃないかなぁと思います。
インスタなどで他の子ども達の作ったものを見ることもあるのですが、不思議なことに作ったものはみんな違って本当に面白い!!
年齢でも変化していくし、小学生くらいの大きい子の作った壮大な作品や緻密な作品を見ると、驚きとその子の大好きな世界が広がっているなぁと感動すら覚えます。
また、積み木や童具のいい所は、一緒に遊べること。
おもちゃは子どもが1人で遊ぶものが多い中、親子や兄弟、友達とも一緒に遊べるものは貴重です。
しかし私自身はというと、幼い頃積み木をほとんど触った事はなく、積み木に対する「なんだか難しそう…」というハードルがあって、遊び方が全くわかりませんでした。
「ママも作って!」「ママ、あそーぼ」と言われるけど、どうやっていいかわからない。
やってみたものの、どこかでみた事のあるようなつまらない形になってしまったり。。
子どもの作ったものに比べると、大人の作ったものは型にはまっていてどうも魅力的ではないのです。
その為、初めは積み木をただ買い与えて子どもが勝手に1人で作るものとじっと待っていたように思います。
自粛期間で私の心の余裕や時間の余裕ができた事で、ようやく少しずつ私も一緒に作ろう!と思うようになりました。
それと同時に、今までの自分を振り返り、保育園もあって時間も限られていたことで、じっくり一緒に遊ぶ時間や自由に遊ぶ時間がほとんど持ててなかったなぁと反省しました。
そこからは息子達それぞれと時間をとって、一緒に積み木遊びをする時間を大切にするようになりました。
(ここ最近の事)
そうすることで、子どもの世界に自然とスッっと一緒にはいることができ、積み木を積んでからのごっこ遊びなどに発展して、よりじっくりと遊べるようになったのです。
1人で集中して遊ぶ事ももちろん大事だけれど、人との関わりでしか味わえない楽しさだったり、喜びだったり、刺激だったり…というのは特別で親子にとってすごく豊かな時間なんだという事を、今ようやく実感しています。
日々の中でそんな丁寧な時間を子どもと過ごすと、不思議と心が満たされて子どもに対してイライラしたりという事はほとんど感じません。
それどころか、子どもの持っている力ってすごいなぁと毎回発見があり、私の方が子どもから学ばせてもらう事が多い毎日です。
さて、長々と私の童具遍歴を書いてしまいましたが、「童具」とは単なるおもちゃなのではなく、和久先生の深い哲学がぎゅっと詰まった本質的なものです。
子どもが童具遊びを通して、大切なことを直感できるようになっているのです。
(深すぎて私には語りきれないので、童具館のYOUTUBEをぜひご覧ください!)
最近は先行きの見えない未来に親が不安になって、先取りでついあれもこれも…と子どもにやらせてしまう時代だと思います。
私はそれよりも、いま目の前の子どもの興味や『自分でやりたい!』を大切にし、一緒に楽しむ子育てをすれば、あれこれ悩んだり比較したりせず、もっとHappyに過ごせるのではないかと希望を持っています。
語りたい事が多すぎて上手くまとまりませんが、届くべき人に届いたらいいなぁと思っています。
ぜひ私の大好きな「童具」の世界。
実物を手に取って見ていただけたら嬉しいです!
⭐︎写真は長男と一緒に作ったジャングルタワー。
(Wakuブロック、くむくむ、長板、かずの木を使用)
童具は「つながり」を大事にしているので、全部の童具が一緒に遊べるようになっています。
最後には恐竜を乗せて恐竜タワーに。
ーここまで読んでくださった方へ。ー
すでにどこからか見つけてフォローしてくださった方もいるようですが、子どもの遊び記録用の私のインスタアカウントです。(wakame_kids)
子どもの作るものは周りからみるとよくわからないものに見えるかもしれませんが、親からみると本当に面白いし、ちょっと前と比べるとすごく成長しています。
かなりリアルな日常の遊び記録なので、「部屋がきたない」などというクレームは受け付けませんw
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今回「童具館」さんが伊勢丹新宿店でPOP UPをされるとの事で、僭越ながら少しお手伝いさせていただくことになりました。
今まであまりオープンにしてこなかったのには理由があります。
いつかきちんと皆さんにお伝えしたいなぁと思ってはいたものの、「童具」の世界はあまりに深く、到底私の言葉でまとめられるような内容ではない、もう少し自分なりに勉強して理解してから…と温めておりました。
※童具とは…和久先生が考えられた造語で「子どもが主体的に遊びながら学ぶためのもの」
それに、「童具」は本当に素晴らしいものではあるけれど、軽くおすすめできるような金額でもなく、スペースもそれなりに取るので、インスタなどで軽々しくおすすめするのもどうかな?と思っていたのです。
それでもやっぱりリアルに子育て中の私が今お伝えすることで、少しでも子育てに困っている人や、子どもとの遊びに悩んでいる人など、必要な人達の元に届けられたら…という気持ちで今回ブログを書くことにしました。
私が童具に出会ったのが約3年半前、長男が3歳になる前くらいのこと。
たまたま見つけた和久先生の著書「子どもの目が輝くとき」を拝見し、深く感銘を受けたのをきっかけに、長男とまだ0歳だった次男を連れてショップにお邪魔したのが最初です。
初めは飽きっぽい我が子が積み木で本当に遊ぶのかがわからず、直方体と立方体のハーフセット1箱と次男用にカラーボールを購入したのですが、今では積み木の箱だけで何箱もあり、不思議なくらい童具の虜になっています。
しかし、買った当初は親である私の関わり方も未熟だったという事もあり、購入してから1年程は息子自ら積み木を触る頻度は多くなかったような気がします。
その時はすでに長男がカーズブームで、我が家にあったたくさんのトミカと、カーズグッズが息子の1番のお気に入りでした。
その後、コロナ禍で自粛期間中の事。
じっくりと家で遊べるようになった頃(4歳頃)から、急に長男が積み木を積むようになり、あっという間に持っている積み木が足りなくなるくらいのスケールの大きな作品を1人で作るようになったのです。
4歳の誕生日に購入した『くむくむ』でも、たくさんの飛行機や恐竜など凝ったものを作るようにもなりました。
おそらく長男の心の成長だったり、お友達に会えない寂しさだったり、エネルギーが有り余っていたり…というのもあったのだろうと思います。
そこから積み木の量も増やしたり、積み木ができるスペースを作ったり、今まであったおもちゃを少し減らしてできるだけシンプルなものだけを残すようにしたり、、と私自身も工夫してみました。
環境を整えていくと、毎回「すごい!」と感動するようなものがたくさんできあがるようになったのです。
嬉しいと同時に、積み木を使い切った時点で終了。となると息子が物足りなさそう…と感じるようにもなり、
満足するまでもっと遊ばせてあげたい!という思いで少しづつ増えていったのです。
それまでの息子はおもちゃを触っては飽きて、すぐ違うおもちゃに目移りして、また次…
といった感じで、「飽きっぽい子」だと思っていたのですが、そうではありませんでした。
遊びの広がりがないすでに完成されたおもちゃだからこそ、息子にはつまらなく思えてすぐに飽き、投げ出していたのだろうと今ならわかります。
積み木をはじめとする童具はシンプルだからこそ、何にでもなる。
作りたい!と思ったものが自由に作れる、子どもの好奇心を存分に満たしてくれるものなんだろうと思います。
積み木だけでも子どもたちの遊びを見ていると本当に色んな遊びをします。
車ブームだった時は駐車場になったり、レースコースになったり。
ある時はおうち作りやビルになったりお城になったり。
ドミノ倒しやビー玉転がしもできる。
線路だって作れる。
長男の恐竜ブーム期には恐竜を作ったり、ジェラシックパークもたくさん作って遊んでいました。
子どもの好き!にはブームが必ずあると思います。
そんなブームに寄り添って、自由な世界を作り出す事ができるのが童具なんだと思います。
積み木だけでも完成する美しい世界ですが、我が家は正統派という訳ではなくw
最初からすでに家にあったトミカと一緒に遊んだり、恐竜のフィギュアと一緒に遊ぶ事も多いです。
恐竜から少しずつ、石や昆虫、世界…と興味のある世界が広がりつつある長男はこれからどんな世界を見せてくれるんだろうと楽しみです。
生まれてすぐに積み木が家にあった次男は、積み木を舐めるから始まり、カチカチしたり、お兄ちゃんが作ったものを壊したり、高く高く同じ形を積み上げたり、ある時かたちを作れるようになったり、、と成長する過程をじっくり見れて、「あっ!今日はこんな事もできるようになった」「小さいのにすごく色々と考えているなぁ」と感動の連続で私たちを楽しませてくれています。
赤ちゃん期は寝返りやお座り、ハイハイ、歩けるようになる…などと目に見える変化が多いのですが、2歳頃になって喋れるようになると子どもの成長は目には見えにくくなるものです。
そんな中でも子どもは日々吸収していて、すごいスピードで成長しています。
私は童具遊びを通して子どもを見ることで、そんな小さな成長を見逃さずにいることができていると思います。
結果、素直に子どもを尊敬したり、感動することができているおかげで、子どもに対してイライラしたり怒ったりせずに子育てを楽しむことができているんじゃないかなぁと思います。
インスタなどで他の子ども達の作ったものを見ることもあるのですが、不思議なことに作ったものはみんな違って本当に面白い!!
年齢でも変化していくし、小学生くらいの大きい子の作った壮大な作品や緻密な作品を見ると、驚きとその子の大好きな世界が広がっているなぁと感動すら覚えます。
また、積み木や童具のいい所は、一緒に遊べること。
おもちゃは子どもが1人で遊ぶものが多い中、親子や兄弟、友達とも一緒に遊べるものは貴重です。
しかし私自身はというと、幼い頃積み木をほとんど触った事はなく、積み木に対する「なんだか難しそう…」というハードルがあって、遊び方が全くわかりませんでした。
「ママも作って!」「ママ、あそーぼ」と言われるけど、どうやっていいかわからない。
やってみたものの、どこかでみた事のあるようなつまらない形になってしまったり。。
子どもの作ったものに比べると、大人の作ったものは型にはまっていてどうも魅力的ではないのです。
その為、初めは積み木をただ買い与えて子どもが勝手に1人で作るものとじっと待っていたように思います。
自粛期間で私の心の余裕や時間の余裕ができた事で、ようやく少しずつ私も一緒に作ろう!と思うようになりました。
それと同時に、今までの自分を振り返り、保育園もあって時間も限られていたことで、じっくり一緒に遊ぶ時間や自由に遊ぶ時間がほとんど持ててなかったなぁと反省しました。
そこからは息子達それぞれと時間をとって、一緒に積み木遊びをする時間を大切にするようになりました。
(ここ最近の事)
そうすることで、子どもの世界に自然とスッっと一緒にはいることができ、積み木を積んでからのごっこ遊びなどに発展して、よりじっくりと遊べるようになったのです。
1人で集中して遊ぶ事ももちろん大事だけれど、人との関わりでしか味わえない楽しさだったり、喜びだったり、刺激だったり…というのは特別で親子にとってすごく豊かな時間なんだという事を、今ようやく実感しています。
日々の中でそんな丁寧な時間を子どもと過ごすと、不思議と心が満たされて子どもに対してイライラしたりという事はほとんど感じません。
それどころか、子どもの持っている力ってすごいなぁと毎回発見があり、私の方が子どもから学ばせてもらう事が多い毎日です。
さて、長々と私の童具遍歴を書いてしまいましたが、「童具」とは単なるおもちゃなのではなく、和久先生の深い哲学がぎゅっと詰まった本質的なものです。
子どもが童具遊びを通して、大切なことを直感できるようになっているのです。
(深すぎて私には語りきれないので、童具館のYOUTUBEをぜひご覧ください!)
最近は先行きの見えない未来に親が不安になって、先取りでついあれもこれも…と子どもにやらせてしまう時代だと思います。
私はそれよりも、いま目の前の子どもの興味や『自分でやりたい!』を大切にし、一緒に楽しむ子育てをすれば、あれこれ悩んだり比較したりせず、もっとHappyに過ごせるのではないかと希望を持っています。
語りたい事が多すぎて上手くまとまりませんが、届くべき人に届いたらいいなぁと思っています。
ぜひ私の大好きな「童具」の世界。
実物を手に取って見ていただけたら嬉しいです!
⭐︎写真は長男と一緒に作ったジャングルタワー。
(Wakuブロック、くむくむ、長板、かずの木を使用)
童具は「つながり」を大事にしているので、全部の童具が一緒に遊べるようになっています。
最後には恐竜を乗せて恐竜タワーに。
ーここまで読んでくださった方へ。ー
すでにどこからか見つけてフォローしてくださった方もいるようですが、子どもの遊び記録用の私のインスタアカウントです。(wakame_kids)
子どもの作るものは周りからみるとよくわからないものに見えるかもしれませんが、親からみると本当に面白いし、ちょっと前と比べるとすごく成長しています。
かなりリアルな日常の遊び記録なので、「部屋がきたない」などというクレームは受け付けませんw
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