ルスル滑って肩から落ちてしまう、なんだか肩から浮いてフィットしない、荷物をいれると肩に食い込んで痛くなる…
リュックを過去に背負った時に必ず誰もが1度は感じた事があるのではないでしょうか?
せっかく両手を空けて快適にしても、痛かったり落ちてくるのでは余計ストレスになってしまう。
そんなリュックにとって命と言っても過言ではないショルダーストラップ。

いくらリュックが素敵なデザインでも、ショルダーストラップが痛くてズリ落ちてしまうようであれば台無し。
かといって、アウトドアやメンズのものだとゴツすぎてストラップだけが際立ってしまうため服とのバランスが取りにくい。
私がこだわったのは、女性らしいしなやかさを持ちつつ、その中での最大限にストレスのない使い心地を実現すること。

最近では部品も進化していて、取り外しのできる目立ちにくい埋め込み式のチェストベルトなどもあったりするのですが、サンプルの段階でつけてみるとどうしてもゴツくなってしまい…却下に。(タローさんすみません!)
リュックは背負った状態で前から見るとストラップ部分しか見えないので、この部分の印象って実は何より大切なんです。
そんなこともあって、試行錯誤したのちGreishのショルダーストラップは初代(2016年赤すぐコラボ)からほとんど形を変えず、今に至ります。
太すぎず細すぎず、絶妙なバランスとほどよいクッション性で華奢な方からがっちりとした男性まで幅広くフィットするデザインになっています。

打ち合わせでも何度も着用感を確認しました。
実はこの一見シンプルなストラップ。テクはないように見えますが、本当にズリ落ちない。
私はなで肩でどのリュックもするすると肩を落ちてしまっていたのですが、そんなストレスが一切なくなりました。
しかも抱っこ紐と一緒に使うと余計にズリ落ちやすい場合が多いのですが、きっちりと肩にフィットしているのでその心配も無用です。
正直このフィット感を知ってしまうと他のものはもう使えなくなるほど。

それと、このストラップのすごいところがもうひとつ。
大容量なのでリュックについ荷物をいれすぎてしまい、試しに手で持ってみると重い…という事が私も多々あるのですが、背負ってみると不思議と手で持つよりも軽く感じる!!
次男を抱っこしてリュックを背負って、長男と手を繋ぎ出かける事もあるのですが、そんな時にも負担もストレスも感じにくいこのリュックに何度助けられたことか。
子どもといると追いかけたり、グズったり、ハプニングがあったり…と予期せぬ事が起こるので、なるべく自分の事は気にしないくらい身軽で快適でいたいものです。

実はリピートしてくださる方が口を揃えて言ってくださるのが「ストラップが楽」という事。
もちろん機能が充実しているのも魅力ではありますが、リュックである以上はベースがしっかりしていることが重要だと感じています。
Greishのショルダーストラップは企画のタローさんがご自身の経験を元に設計してくださったもの。
ショルダー部分が真っ直ぐではなく微妙にカーブしているので肩にフィットし、重さを分散させて肩に負担がかかりにくいそうです。
詳しいウンチクはタローさんへバトンタッチ。

今までリュックが苦手であまりいい思い出がない方にこそ試してもらいたい。
きっと今より快適でもっとお出かけが楽しくなるはずです!

このベルトのおかげで背負った時に軽く感じるんです。
企画担当
タローさんのウンチク


タローです。
この背負いストラップについて少しお話しさせて頂きます。
私もかなりの撫で肩でして、リュックはもちろんショルダーバッグも
肩がけ(たすき掛けにしないで片方の肩にかける方法)にすると、
少しずつずり落ちてしまい学生時代から本当に困っていました。
そしてバッグの企画デザインの仕事をするようになり、たくさんの商品を通じて試行錯誤を続け、生まれたのがこの背負いストラップです。
これはあまり言いたくないのですが(笑)
重要なのは「鎖骨」です。

ポイントは4つ。

① 左右の背負いストラップの間隔
② 背負いストラップの幅
③ 形状
④ 素材
です。


ストラップの間隔が広いと、鎖骨の外側にストラップが当たるようになってしまうので
感覚的に「ずり落ちて」しまう様に感じ、ストレスになります。
もちろん、撫で肩さんにとって「鎖骨の外側に当たる=ずり落ちる」ですから
絶対にありえません。
実際に私自身、約4年間試し続けておりますが
鎖骨の内側に背負いストラップが当たる様に背負うのがベストです。
(後述しますが、全てのリュックに当てはまるわけではありません。)
ご利用頂いているユーザー様には少し共感いただけるのではないかと思いますが
意識せずにこのリュックを背負うと、だいたい鎖骨の辺りにストラップが来る様に
設計しています。
ご利用される方の年齢層によって、この「間隔」は微妙に変わりますが
wsacやwsac+の最適値は、約20mmです。
次にストラップの幅ですが、
広すぎると「僧帽筋」(首と鎖骨の間。肩こりの際に良く揉む場所です)の全体を覆い、
「大胸筋」(胸の上)も圧迫することになりますので、息苦しくなったり、重く感じやすいです。
逆に細すぎると、筋肉に食い込み易くなるので肩が痛くなってしまいます。
ショルダーバッグに「肩パット」がついているのは、それをカバーする為。
登山用などの特殊なリュックではなく、日常使いのリュックでは50〜60mmが最適値です。
そして最後に形状と素材です。
一見すると、そんなに特殊な形状に見えませんが
結構、曲がっています。
背面ポケットや本体へアクセスできるファスナーに手が届きやすい高さって、
ご利用される方の身長や腕の長さ、背負うスタイルにより微妙に変わりますから、
皆様一人一人に最適な「背負い心地」を提供することがとても難しく
一番悩んだ仕様です。
素材についても、一年を通して肌触りが良く、肩に負担のかかりにくい素材を吟味して
採用しました。

これら「間隔」「幅」「形状」「素材」のどれか一つでも欠けてしまうと
このリュックの背負い心地の良さが生まれません。
また、ポケットやファスナー開閉部分なども含めた全ての機能性が繋がることで、
マザーズリュックとして本当に使いやすいリュックとして機能し始める。
Wsacやwsac+は、そんなアイテムです。